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2007年9月17日 (月)

演奏会終了報告

 昨日、無事に演奏会は終了しました。ミッション・コンプリート、といったところでしょうか。

 メトの演奏会で、ここまで暑くて晴れた日となったのは珍しいことです。私が初めて参加した8年前以来?大抵この時期は、秋雨の走りの時期で、冷えて雨になることが多いのですが、今年は(異常気象のせいか)違いました。暑い中おこしいただいた皆様には、改めて感謝申し上げます。

 個人的には、今回ぐらい調子の乗らない演奏会は珍しかったです。体調不良の上に、様々な事情により精神的にも不安定なまま、演奏会に臨む他はありませんでした。辞退した方が良かったのではないか、とも思ったくらいです。今回の演奏会のテーマは、個人的には「コンディションの悪い場合はどうするか?」ということだったのかもしれません。とにかく、「練習に集中できるときに集中する」ことは心がけました。

 率直のところ、あまり良い出来にはならず(練習時間不足ですね...私の場合は7割以上は出席しないとだめです)、特に「タラス・ブーリバ」は結構失敗してしまい、ご迷惑をおかけしたことを、この場を借りてお詫びします。

 今回の演奏会ですが、問題はありましたが、中々良い感じで響いていたのではないか、と思います。ブルックナーやドビュッシーは、細かな音の処理を気遣ったところが成功したのではないか、と考えています。流石にカザルスホールで、微細な音の表現がうまく耳に入ります。毎度のことですが、霧のような弱音、そして徐々に盛り上がっていき、静かに消えていく様子が心地よいです。お聴きになった皆様は、どのように感じられたでしょうか?

 ラヴェルは難しいですが(一音でも音を外すとぶちこわしになるので)、バランスは良くなっていたと思います。もっとも、ピアノ曲のイメージがあると、あれで良かったのか?と感じる人はいるかも知れませんが。

 ヤナーチェクは、正直のところよく解りません。おそらくメトでは演奏したことのないジャンルですので、リズム等は残響の残りやすいカザルスホールできちんと聞こえていたか、曲のストーリー性を浮き彫りに出来たのか、混沌としたところはなかったか、等々、本番はどうだったのか不安です。録音を聴いてみないと何とも言えません。緩急ある中でコサックの戦いの雰囲気がうまく表現できていると良いのですが。

 個人的に気になったのは、1曲目の初めに出てくるオルガンです。ポジティフオルガンでしょうか、素朴な祈りの旋律があります。ふと、生活の中に密着している教会(ギリシャ正教でしょう)もしくはオルガンの存在を感じた次第です...と思ったのですが、ギリシャ正教の礼拝では器楽(オルガン等)を用いないとのことですので、実際のところはどうでしょうか。それともオルガニストとしてのヤナーチェクのイメージでしょうか?いずれにしても印象に残ったものです。

 しばらくの間、休息します。といってもミューズマンドリンアンサンブルの演奏会がが1ヶ月少し後にあるのか....やれやれです。

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