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2007年11月25日 (日)

昨日の演奏会(ロマンツァ)

 久方ぶりに演奏会のレビューを書きます。

 ロマンツァ 第8回定期演奏会  2007年11月24日 午後2時開演  かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール

  http://www.f4.dion.ne.jp/~kjt.kym/

 今を去ること7年前、2000年の千葉マンドリンフェルティバルで初めて出会った団体です。毎年レベルアップしている感じのあるこの団体ですが、今回の演奏会はどうだったでしょうか。

 第1部は、マンドリンオリジナル曲のステージ。進藤さんの指揮によるもので、丁寧な演奏をしていたと思います。「夢の魅惑」の最初など、いくらか外したかな、と感じさせるところはありましたが、概ね良い感じに曲は流れていました。「スペイン」の第4楽章などは、低音系がもっと出ても良かったかも知れません。

 第2部は、長谷川さんの指揮となります。長谷川さん自身の曲と、丸本さんの曲、キャプリオル組曲(イギリスの作曲家ウォーロック、ちなみにディーリアスと同世代)ですが、それぞれ独特のリズム感のある曲の特徴をよくつかんでいたと思います。ノリがもっとあっても良かったかも知れません。キャプリオル組曲は初めて聴きましたが、古さの中に新しい音型がちりばめられていて、何となく新古典主義の雰囲気がありました。 

 第3部は、久保田さんの舞踊風第1番。久保田さん本人が演奏会場に来ていました。自身の曲が演奏されるとはいえ、あまり面識がないと思われるこの団体の演奏会に顔を出したのはどうしてか?と思いましたが、後で久保田さんの高校時代の同級生、もしくは先輩に当たる方がいるらしいと聞いて、納得してしまいました。演奏の方は、随分気合いの入ったもので(作曲者本人がいるからでしょうか)、リズムの合わせなど、(団員が50名位いる中で)一番良く揃っており、舞曲のリズムが感じられるものになっていました。それにしても曲の前半は何だか時代劇を思わせますね。

 「比羅夫ユーカラ」。これはメゾソプラノのヴォカリーズに尽きるのではないでしょうか。音域が高音域であったせいか、音程が?と思わせるところはありましたが、曲の雰囲気を実に良く掴んでいました。これが無かったら、「何だ、この程度か」と思っていたかも知れません。「うた」の重要性を感じた次第です。演奏自体もリズムが若干乱れる箇所はありましたが、良い意味でこなれた感じで、いやみはありませんでした。

 アンコール「千の風になって」、マネンテ「瞑想」。肩の力が抜けた感じです。アンコールらしくて良いです。

 エルシエナといい、このロマンツァといい、千葉も新しいマンドリン団体が元気があるようです。今後に注目でしょう。団体をどのように安定して運営していくか、別の課題も出てきそうですが。えっ、ミューズですか?さて、どうしていきましょう...

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