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2008年9月28日 (日)

フェルメール展

 ようやく演奏会の疲れが抜け始めました。というより風邪を引いていたのかもしれません。まだまだ療養が必要そうな、情けない状況です。

 さて、前から行こうと思っていた「フェルメール展」に行ってきました。http://www.tbs.co.jp/vermeer/

http://www.tobikan.jp/museum/vermeer.html

 3日前の木曜日の朝だったのに、ちょっと列ができていたのには驚きでした。結構平日でも行く人がいるのですね。47日目で30万人入場、1日平均6000人以上の来館は多いと思います。

 初期作品と、後期作品とでは、絵のタッチおよび絵の洗浄などの違いゆえに、素人目には「同じ画家の作品か?」と感じてしまいました。いずれにしても、遠近感を巧みに使った構図と、光の加減、ちょっとぼんやりしているようではっきりしている輪郭などの表現は流石です。

 気になった作品はこちらです。http://www.tobikan.jp/museum/2008_vermeer/p3.htm

 衣類のひだの表現や、陰影の付け方など見事ですが、構図の広がりに欠ける等の理由から、贋作と疑いのかけられた作品でもあります。これに限らず真作贋作の鑑定は難しそうです。

 今回は有名な「牛乳を注ぐ女」「真珠の耳飾の少女」」はありませんでしたが、7点の作品は、なかなかに見応えがありました。

  12月まで開催していますので、まだゆっくり見に行くことができると思います。もし見に行かれるようでしたら、(言うまでもありませんが)平日の午前、早い時間に見に行くことをおすすめします。

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2008年9月23日 (火)

演奏会後記

  さて、先日の演奏会について、思いついたことを書いていきます。

 演奏会の出来ですが、「良い出来ではなかったか」と思います。

 シベリウスは、交響曲・協奏曲どちらも難しく、なかなか仕上がりませんでしたが、うまく追い込みの上昇気流に乗れた感じでした。音の響きがカザルスホールの特性にマッチして、豊かな音響空間を作れたのが良かったのでしょう。

 練習中は、「高音や低音が響きすぎる」感じがあり、最弱音がうまくホール内に残らないのでは、と心配していましたが、本番はそうでもなかったようです。お客さんが入ると、感じが違ってくる、ということでしょうか。

 湯浅さんの曲ですが、最後までパートの配置換えがあったり、音の訂正があったり、...本番で「完成した」という感じでした。曲の完成に至るまでのプロセスを追っていける、というのも楽しいものです。「本当に完成するのだろうか」と心配もしましたが。

 今回の曲については、パートごとの合わせ、掛け合いなども複雑で、相当考えて弾かないと「音楽になってくれない」ものでした。

 私自身、これだけ苦痛を感じた演奏会はありませんでした。技術的に難しいこともさることながら、弾いている途中でも、「これはどうしたら良いか」「この音で本当に良いのか」ということが絶えず頭をもたげ、身を削られるような気分になりました。練習中でも苦しくなって、途中で早退したこともあったくらいです。ソロのない曲で、こうしたことは初めてのことです。私自身「弾く気力が落ちていた」、というのもありますが。

 演奏会が終わった後も、「終わった」という解放感と、何かそれだけでは済まない「重たいもの」を感じてしまいました。まだ自分の中でも整理がついていません。

 率直のところ、「次の演奏会は?」等、この後のことは考えていません。考えられる状況にありません。まずはお休みします。

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2008年9月21日 (日)

演奏会終了です

 おかげさまをもちまして、本日の演奏会は無事終了しました。

 雨の中、おこしいただきました皆様には、心から感謝します。今年は雨にもかかわらずお客さんが多かったですね。湯浅さんの委嘱作品とシベリウス効果でしょうか?

 私としては、「今回で最後」という想いもあり、懸命に弾きました。不思議と緊張感はなかったです。

 まだいろいろと書きたい(書くべき?)ことはあるのですが、取り急ぎ終了報告(ミッション・コンプリート)です。

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2008年9月20日 (土)

いよいよ明日

 明後日と書こうとしましたが、明日になってしまいました。

 外は雨。明日にはあがるだろうか。気にしても仕方ないか。

 たぶん、カザルスで弾くのはこれで最後になるかもしれない....

 もう何も思い残すことはない。思い出が残ればそれで十分。

 さあ、行こう。明日へ向かって。

 http://www.d1.dion.ne.jp/~met/

 

 

 

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2008年9月14日 (日)

食用猫

 まあ、かの国のことですから、驚きはしませんでしたが...

 http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20080901025/1.htm

 流石に動物愛護団体が怒るでしょう。私としても「食用とはけしからん」と言いたいところです。もっとも日本でも、戦後の食糧難の時代には「牛丼」「豚丼」ならぬ「ネコ丼」というのがあったそうですが。

 食用はないけど、現在でも野良猫は保健所で年間1万匹以上が安楽死させられています。まだ犬と違って登録制度がないのも痛いところです。沖縄などではヤンバルクイナなど、貴重な野生の動物を食害したりして、厄介者扱いされています。ネコ好きとしては悲しいことです。

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2008年9月 7日 (日)

演奏会2週間前

 東京では大雨のようです。先ほどは雷が光っていました。

 自民党の総裁選もどうなるか気になりますが、何だかよくわかりません。単なる自民党のための人気取り戦略なのか、何なのか....福田総理もああいった形で辞めてしまいましたし。

 さて、私の出る演奏会も、あと2週間となりました。良い形で迎えたいものですが、課題も多そうです。

 しかしながら、演奏会というのも妙なものです。お客さんに聴きに来てもらう、という行為自体は、「多くの人にオープンに聴いてもらう」ということですが、逆に言えば、「その会場に来た方に限定」、すなわち「人を選ぶ」という性格も持っています。

 CDなどで広汎に聴いてもらえるようにすればまた違ってきますが、そうでなければ、会場内にいる数百人くらいの方とその時間を共有する、あるいはその数百人以外にはわからない、ということになります。

 それが良いのかどうかはわかりません。限定される(する)こと自体が必ずしも悪いとは言えません。グレン・グールドみたいに、最後はレコード録音のみにこだわるという手もありますが。

 今日では、「演奏会」という奏者と観客とが作る空間と、CD・DVDなどの繰り返し場所と時間を問わず聴ける(見られる)メディアとが併存する形で行くしかないのでしょう。そのバランスも問われるのかもしれません。

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