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2010年3月 1日 (月)

オリンピック嫌い

 あ~ようやく、騒々しい2週間あまりから解放される....

 どうも、オリンピックは苦手です。一部を除き、結局まともに見ることなく終わりました(ニュース内の競技のダイジェストは見ましたが)。

 「メダル、メダル」と気違いみたいに叫び、あおり立てるマスコミ、それに追随する連中、見ていて「こいつら、うざったい」と思ってしまいます。

 日本という国が、鬱の状態になっているのに、なんでこんな騒ぎ方しかできないのか....半世紀前の東京五輪の時代とは何もかもが変わっているのに、まるで進歩がないようです。まあ、進歩がないのは、他の国も同じのようですが(メダルがあまり取れなかったロシアは、関係者を更迭するそうですhttp://www.sponichi.co.jp/olympic/flash/KFullFlash20100301129.html。まあ、これまでメダルの数をアメリカやドイツと競ってきた歴史があるし、次のオリンピック開催国ですから、無理もないでしょうが、端から見ると「何だか馬鹿みたい」に見えます)。

 例のスノボの服装事件も、本人はもちろん悪いでしょうが(あの場ではそれなりの格好をすべきとは思うので)、騒ぎ立てるマスコミやそれに追随する連中....所謂スポーツジャーナリストや評論家も含む....の方が、余程品格がなく、世界に恥をさらしたように見えます。マスコミのマッチポンプぶりには、いつものパターンながらはっきり言って呆れました。馬鹿馬鹿しい。

 オリンピックが嫌いになったのは、色々理由があります。

 ひとつはドーピング。ソウル五輪のときでしたが、ベン・ジョンソンがドーピングで金メダルを剥奪されたのにショックを受けました。そこまでしてまでメダルが欲しいのか....無論、本人の責任ではあるのですが、あおり立てた周囲にも責任があるのではないか、それは他でもない我々自身ではないのか、とも思えたのです。

 言うまでもないですが、東欧諸国のドーピングは有名ですし、そのために人生を棒に振った人は数多いです。ここまで来ると、国家レベルで行われた犯罪行為です。

 あと、国家のメンツの問題。確かにメダルの数というのはわかりやすい指標でしょう。しかし、前にも書いたとおり、あまりに「こだわりすぎ」と言わざるを得ません。というより、国家レベルで争う時代が過ぎつつあるのかも知れません。フィギュアスケートの長洲さんのように(個人的には彼女を応援していました。別に、浅田さんやキム・ヨナさんが嫌いなわけではないですが。理由はお察しのとおりです)。

 そして、商業主義。何でも儲かればよい、と言う風になりすぎました。開会式や閉会式のご大層なショー、放映権の問題等々、考えるだけでも厭になってきます。そして、オリンピックを招致するための仰々しい招致活動。どれだけ金がかかっているのか、見当も付きません。長野五輪の際は、かなり無駄金を使ったようですが、証拠書類はこともあろうに焼却処分されてしまいました。他のオリンピックも推して知るべしでしょう。「招致しさえすればよい」....その考え方に、あさましさを感じます。こんなオリンピックには、二度と関わりたくありません。

 一応補足しておきますが、オリンピックに出る選手自体を責める考えは全くありません。彼ら(彼女たち)は、オリンピックに出て優れた成績を残すことが目標なのですし、それを咎めようとは思いません。私が責めているのは、オリンピックを取り巻く環境、オリンピックのあり方であり、競技そのものに文句をつけようとは思いません。かつては私も素直にオリンピックをテレビで見て、競技そのものを応援していたのです。

 まあ、私のような人はおそらく変わり者でしょう。それに、オリンピックのことなど、1週間もすればほとんど忘れ去られてしまうでしょうから。ただ、終わった直後の今だからこそ残せる想いを記しておこうと、こんな駄文を書いてしまった次第です。

 P.S. そうでした。今更「国家という重いものを背負わない人間が速く走れるわけがない、高く跳べるわけない。いい成績を出せるわけがない」と言ってる人は論外です。

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