« 2010年8月 | トップページ | 2010年10月 »

2010年9月26日 (日)

2010.9.26 夢のあと 銚子電鉄 さよならデハ701・801 

 銚子電鉄のデハ701・801さよなら運転は、3日前の9月23日に行われましたが、この時は所用があって行けませんでした。天気が悪かったにもかかわらず、結構賑わったようです。

 さよなら運転の終わった3日後は、こんな感じでした。

P1140413

 既に営業運転を終えている外川駅のデハ702+ユ101。以前よりも70m程度犬吠駅寄りに移動していました。

 記念撮影用のため?と考えられます。

P1140421 Dscn0805

 記念切符。各駅500枚限定だそうです。裏にも さようなら デハ701・デハ801 引退祈念 と印字されています。

 左側のカードは、記念切符を買うと一緒にもらえます。はがき大で、各駅(仲ノ町、観音、笠上黒生、犬吠、外川)ごとに図柄が異なっています。

P1140462 P1140464 P1140465

 デハ701・デハ801は、仲ノ町の車庫で休んでいました。これからの処遇が気になります。はたして、デハ801は静態保存するのでしょうか。デハ701はデハ501等のように、車体をレストラン、倉庫等に利用する事などはあるのでしょうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年9月20日 (月)

2010.9.20 真岡鉄道SLの旅

 今回は、茨城県の下館駅から栃木県の茂木駅を走る、真岡鉄道http://www.city.moka.tochigi.jp/mokasl/です。

 鉄道ファンには、「休日にSLの走る路線」として知られています。

 前から話は聞いていましたが、今回初めて訪れることとなります(比較的家からは近いのですが....下館駅まで約2時間程です)。

Dscn0603 Dscn0610

 つくばエクスプレス~関東鉄道を乗り継いで、下館駅に到着。

 早速案内看板と、SL「C12 66」のお出迎えです。7月に行った会津のときのSL(C57 180)よりは小振りです。客車も3両(車輌は50系客車を茶色に塗装したもの、冷房はなし)と編成としては短めですが、大きな混雑もなく適度に席が埋まる感じでしたから、このくらいで丁度良いのでしょう。子供向けなのでしょうか、よく煙や蒸気を煙突などから出し、走行中もよく汽笛を鳴らしていました。

Dscn0634 Dscn0638

Dscn0640

 真岡駅にて。SLに似せた駅舎には、真岡鉄道の本社なども併設されています。関東の駅100選にも選出されています。

 駅構内には、旧国鉄のキハ20系などがありました。

Dscn0646 Dscn0655

 左の写真は、客車につけられた行先票(サボ)。懐かしい味を出しています。

 真岡鉄道の駅は、近年駅舎を改修した駅が多く見られます。右の写真は七井駅。

Dscn0660

 茂木駅にて。国鉄時代の駅名票が残っていました。天矢場駅を1992年に追加したため、そこだけ手書きになっています。

Dscn0669

Dscn0670

Dscn0681 Dscn0687

 終着駅に到着ということで、SLの方向転換です。茂木駅には転車台がありますので、駅で客を降ろすと一旦そのままバックして、転車台のある支線へと入ります。転車台が動いている様子を間近で見られるよう、工夫されていました。サービスの一環といえるでしょう。 動画も撮ったのですが、ここにアップできないのが残念です。

Dscn0703

 付録1:手打ちそばうどん そば広 

 茂木駅近くにある、そば屋さんです。手打ちそばを売り物にしているだけのことはあり、食感がよかったです。そば湯も良い味でした。界隈では結構評判の良い店のようです。http://www.atochigi.ne.jp/kikaku/soba/shop-annai/sobahiro.html

Dscn0712

 付録2:国鉄長倉線

 国鉄長倉線は、茂木駅から県境を越えて、茨城県長倉(常陸大宮市)に至る予定の路線で、第2次世界大戦前に工事が始まったのですが、戦時中の不要不急路線とみなされ工事は中断、結局完成することなく現在に至っています。

 現在でも茂木から那珂川付近までは工事の跡を見ることが出来るそうです。写真は茂木駅近くに見られる築堤の跡です。順調に工事が進んでいれば、築堤の上を列車が走っていたのでしょうが、結局一度も列車が走ることはありませんでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年9月18日 (土)

2010.9.12 紀尾井ホールにて

 この世界を離れてから、2年になる
 もう、他の団体の演奏会は聞きに行くことはなくなったが、この団体 http://www.d1.dion.ne.jp/~met/ の演奏会だけは、今年も見届けている
   
 今回の会場は、紀尾井ホール この団体としては、初である
 以前は、同じシューボックス型ホールのカザルスホールで演奏していたが、紀尾井の方が大きいので(座席数 カザルス511、紀尾井800)当然のことながら響きも変わってくる
 ここも確か永田音響設計が関わっていた所なので http://www.nagata.co.jp/gaiyou.html 音響は様々な意味で考慮されているだろう

 最初のラベル「ツィガーヌ」 長いソロの部分は大変である
 良く頑張っていたと思うが、個人的には「こんなものじゃない」と思ったのも確かである
 個人的には、10年前のベルクの方が良かったように思えた 聴いている場所の違いが大きかったのもあるだろう(ベルクはステージ上、今回は2階席奥)
 そのこともあって、オケももう一つ音が届いてきていなかった....もっと民族色豊かな部分を聴きたかった....今回の演奏の狙いは、この部分ではないかと推察する コダーイ「ガランタ舞曲」などの系統....どこか物足りなさを感じたのも事実である
 
 次のドビュッシー「ペレアスとメリザンド」 これは一番良い出来であったと思える
 10年前にも演奏したものであるが、より熟成されたという印象であった 奏者の側も、よく曲を熟知していたということなのだろう
 オーケストレーションも一部変わっていたが、より効果的に聞こえるようにとのことであろう 薄暗がりの中での演奏、舞台の暗転、舞台下手2階席からの鐘の音も良かった
 弱音域の微妙な響き、音が消えた後の残響(3楽章の終わり、2楽章途中のハープによる中断など)など、繊細さを感じる演奏は、他では聴けないものと言って良い 
 
 
 休憩後のシベリウス「交響曲第6番」からは、2階席奥から1階席ステージ近くに移動した 極端な移動であるが、聴く場所による差を確かめたかったというのもある
 確かに、迫力という面では前の方が圧倒的であった 「ツィガーヌ」もここで聴いていれば、印象が変わったかもしれない
 その代わり、トレモロ音の粗が目立って聞こえたのも確かである 残響音よりも直接の音が聞こえてくるのだから当然であるが
 個人的には、左右の2階席で聴きたかったな、と思ったのは否めない おそらくそこが残響もあり、音源からも遠くなく、一番音のバランスが良いと思えたから(同じシューボックス型ホールのカザルスホール等でも、同様である)

 演奏であるが、これも前回の第7番同様、掛け合いが難しいな...と思った 舞台近くで見ていたこともあり、演奏するのが大変そうであるのが見て取れた
  細かく音が動く所の表現は割とうまくいっていたのではないか、と思った ただ、全体を通して聴いたときに、この曲に対して自分たちはどうしたいのか、といった部分が弱かったように思えた
 アンコールのシベリウスは、こんなところかな、という印象であった 

 個人的には、シベリウスの曲がマンドリンに合っているのかは疑問を持っている シベリウスの曲であれば、必ず北欧の空気を感じさせる澄み切った鋭い音があるが、これがどうも生ぬるく聞こえてしまうのである
 バイオリン等でなくては無理か....とも思ってしまうのである 私の知りあいに、「シベリウスの曲は最もマンドリンに遠い所にある」と言った人がいたが、あるいは当たっているかもしれない

 この団体の演奏であるが、ふと思ったのは「咲かざるを得なかった、徒花」ということであった
 編曲や委嘱作品など、数多くの注目すべき取組をしている....あるいは、いずれ誰かが行わねばならないことであったことかもしれない....が、あまり外に伝わっているとは言えないことである

 結局演奏会で「感動しました」等の感想が残るだけ、その場で聴いただけで終わってしまう この世界(業界と言っていいのか?)自体が仲間うち同士ばかりで集まり、閉鎖的なところがある割に、大したことはやっておらず、自分たちの場で完結して、外の世界を見ようとしない 
 かつてネット上でレビューを書いていたときにも、それを強く感じた あるいは、更に内向きになってしまったかもしれない

 
 私には、最早どうすることもできない 皆が現状で幸せそうにしているのに、一々文句を言うのもお門違いであろうから 
 ただ、この団体の持つ音の世界が外に伝わっていかない、演奏されることもなく忘れ去られるとすれば、寂しいことではある 無論、演奏のためにはハープなどの楽器が揃っていないと難しい面や、優れた音楽性を持つ指導者がいないと音楽にならない、等々厳しい条件があるが
 あくまでも音楽は一過性のものである(極端な話、即興演奏のようなもの)、というのであれば、それでも良いかもしれないが CD、DVD等で残すくらいが関の山なのか
 

 演奏会が終わった後、予想してはいたが、ふと寂寥感にかられた 「演奏会、楽しかった」と言う気分ではなかった そういえば、数年前から「弾いて楽しい」と思えなくなってしまっていた 2年前も、弾けば弾く程自分の首が絞まっていくような感じだった これまで楽しんでいたツケが回ってきたのか、何なのかはわからない 
 
 
P.S.
 当日私の着ていたアロハが気になる方は、こちらを参照ください
http://nijigencospa.com/detail/id/00000034049
 いわゆる「萌えアロハ」とでも言うのかは知りません
 この格好で、ホテルニューオータニなどにもふらふらと行ってきました
 想ったより違和感はなかったです

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年9月12日 (日)

2010.9.11 『未知になるとき』 ピアノコンサート 横浜・元町

 昨日行った演奏会

http://mkart.exblog.jp/13892243/

は、実に変わったものでした。

 私の元に届いた、演奏会紹介のメールには、こんなことが書かれていました。

「ド」音のみに調律されたピアノ・・・

 確定された「ド」音だけの世界から

 未知なる響きを求めて

 ただひたすらに音を歩く

 そして時々立ち止まる

 本公演『未知になるとき』では、調律を特別なものに施し、全鍵盤が「ド」のピアノを演奏致します。加えて窓からの景色や、光による時間の流れを体で非常に感じやすい会場においては、公演中(開場中も)に天候や自然な風を全身で感じることができる環境となっておりますので、皆様どうぞリラックスしながら公演をお楽しみ戴ければ嬉しく思います。

 果たして、「ド」音のみに調律されたピアノというのは、何でしょうか?興味をそそられます。

 ということで、会場の横浜・元町、横浜ユニオン教会へとやって来ました。

 流石に元町、中々に洒落た雰囲気を持っています。

P1040144_2

 

 元町商店街。結構賑わっていました。こうした商店街が成立するのは、もはや 東京・大阪・名古屋・横浜等大都市の一部だけでしょう。

P10401491

 元町商店街から、代官坂を上ってみたところ。この先(写真では手前)に、今回の会場の横浜ユニオン教会はあります。

P10401551 P1040177

 横浜ユニオン教会近くには、外国人の居住区となっていたこともあり、洒落た建物が多く、観光客も多かったです(何といっても街中ですから)。

 写真は、エリスマン邸。ライトアップされた様子も美しいです。

P1040164

 エリスマン邸の隣にある、ベーリックホール。セントジョセフ・インターナショナル・スクールの寄宿舎だったそうです。これもまた、中々に美しい建物です。

P1040168

P10401701 P1040171

 ベーリックホールから約100mほど北にある、ヨコハマ猫の美術館http://www.galerieparis.net/cat.html。ねこ好きとしては、絶対に外せないところです。

 自宅をそのまま美術館にした、といったノリで、それ程中が広いわけではありませんが、藤田嗣治の猫の絵があったり、小林まことの「マイケル」の色紙があったり、手作りのねこのグッズもあったり、結構ネコ好きにはにやっとさせるものがありました。

 猫の美術館、と書きましたが、ここの売りはむしろアンティークドールかも知れません。今では滅多に手に入らない、外国製のアンティークドール(状態も良い)がたくさんあったのです。これだけでも相当な値段になるでしょう。

 しかしながら、客は私一人だけ。ここはどういうわけか、エリスマン邸などとは異なり観光客も見かけず、至って静かなものでした。

P1040173

 さて、本題の演奏会に戻ります。写真は会場の横浜ユニオン教会。新しい建物で、プロテスタント系の教会のようです。100名程度が入れます。響き具合はよくわかりませんでした。演奏会中も会場の扉などを開放していて、外の音や光、風を意図的に入れるようにしていたためです。音をオブジェとしてとらえる、という意図もあったのでしょう。その意図は良かったように思えます。屋外ですと、あまりに音が拡散しすぎるので、このあたりが丁度良いでしょう。天気が良くないと出来ないことでもありますが。

 演奏ですが、「不思議な響きだな..」というのが率直の感想です。

 ピアノをド音に統一、とはいっても、実際はド~ド#の間で調律した感じで、全く同じド音に統一されてはいませんでした(※1)。ですので、音が妙にずれて聞こえたり、人によっては気持ち悪く思ったかも知れません。

※1 ピアノを完全に同じ音に調律すると、全く響かなくなるそうです。そこで、意図的にドとド#の間を12分割して、微妙な音階を作ったそうです                                                                                                                                        

 特に、モーツァルトの曲を聴くと、当然メロディーは全然聞こえなくなります。奏者の寒川晶子さんも、弾きづらそうにして苦笑いしていました。音のリズムと微妙にずれたドの音が聞こえてくる、といった具合で、原曲を知っていると(※2)頭の中が混乱したり、何だか奇妙な気分になります。

※2 モーツァルトの曲では、最初に普通のピアノで弾いた後に、このド音に統一したピアノで弾いたり、あるいは一緒に同じ箇所を弾いてみたり、ということをしていました                                                                                                                      

 この「ド音ピアノ」は、即興演奏が向いているようです。微妙なド音の連続...個人的には水墨画を思い起こさせました。「ド」は、色で言えば黒である、といったのは金田一晴彦さんですが、そんなことを思い出させるものでした。音の強弱、音のずれ、リズムの違い....他の色(音)はありませんが、明らかにひとつの世界を形作っていたのです。

 多分に実験的な色彩が強かったのですが、改めて「音とは何か」ということを考えさせる演奏会でした。

P.S. あまりに「ド音ピアノ」の衝撃が強すぎたのですが、普通のピアノによるショパンの「黒鍵」等も良かったです。「黒鍵」は、流れるような演奏というよりは、一音一音を丁寧にとらえて演奏する、という感じに見えました。「ド音ピアノ」でもそうですが、音の持つ存在感を意図的に示したという意味で、良いと思います。

 「黒鍵」は右手が黒鍵のみの演奏....この演奏会で取り上げた意味は想像がつくことでしょう。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年9月 8日 (水)

2010.9.8 久々の大雨

 本当に極端だなあ。

 この1ヶ月近く、千葉ではほとんど雨が降ってなかったと思ったら...今度は記録的な豪雨。

 大雨の中、家路に向かうことになってしまいました。

 これでバランスがとれたと言うべきなのか。このところ良くあるパターンではありますが。

 もう雨は止んでいるけど、これで終わりかな。

 P.S. そういえば、今日の朝日新聞の夕刊に、田中一村の記事がありました。結構注目されているようです。

  

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年9月 5日 (日)

田中一村 新たなる全貌

 このパワーは、何だろうか....

 植物や鳥たちが持つ生命力が、絵からほとばしり出ている、とでも言うべきでしょうか。久々ぶりに千葉市美術館で見た田中一村の絵に、改めて感動を覚えました。http://www.ccma-net.jp/exhibition_01.html

 私が田中一村の絵に出会ったのは、今から15年前、そごう美術館でのことでした。既にその前からNHKの「日曜美術館」でも取り上げられており、「知る人ぞ知る」画家ではあったのですが、まだ知名度は今ほどではありませんでした。そのときに感じた衝撃....こんな迫力のある、奄美大島で描いた晩年のアダンの絵などが、これまで知られていなかったこと、そしてそれを実際に目の当たりにしたときのことは、忘れられません。

 確かに、日本の画壇にちんまりと納まるような人ではなかったでしょう。画風を次々と変えていったあたり、ある種、求道者のような風にも見受けられます。どこまでも自分に真摯に向き合ってきた....絵、下絵などを見ていると、そんな恐るべき誠実さと力強さ、精確さを持っているように思われます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年8月 | トップページ | 2010年10月 »