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2010年10月24日 (日)

2010.10.23 ミューザ川崎

 昨日昼の演奏会は、ミューザ川崎のオルガンコンサートでした。http://www.kawasaki-sym-hall.jp/calendar/detail.php?id=d2ff3f18d33bad1dc3de91c3f024f48d

 演奏者は、エルウァン・ル=プラド。フランスの若手オルガニストです。数々のコンクールで優秀賞を受賞するなど、プロフィールを見ると「実力派」のようです。

 曲目ですが、前半はバッハなどバロック音楽、後半はヴィドールやフローレンツらの近現代曲と、「俳句」に基づく即興演奏からなるものでした。

 演奏ですが、良い意味での「力強さ」が印象に残りました。特に後半最初のヴィドールのオルガン交響曲第6番(こんな曲です:http://www.youtube.com/watch?v=UwCqrrN2zYg&feature=related)の冒頭など、「この音しかない」という感じの分厚い、力のある音がホール全体に響き渡っていました。音の力強さばかりではなく、曲の構成の緻密さや、微細な表現など(特に音色)も考え抜かれており、「良い演奏を聴いた」と思いました。

 「俳句」に基づく即興演奏ですが、どちらかと言えば、それぞれ(春の句)などと銘打った「春夏秋冬」をテーマにした演奏のように見えました。ちなみに基になった俳句は、いずれも有名な松尾芭蕉のものです。

 「古池や 蛙飛びこむ 水の音」(春の句)「夏草や 兵どもが 夢の跡」(夏の句)「かれ枝に 烏のとまりけり 秋の暮」(秋の句)「旅に病んで 夢は枯野を かけ廻る」(冬の句)

 惜しむらくは、お客さんがあまり多くはなかったことです(2000人入るホールに300人くらい?)。オルガン曲及び奏者の知名度などからすれば、難しいところでしょうか。

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