2014年6月27日 (金)

かもめのジョナサン

 Part Fourの加わった完成版が、気になります。 http://www.asahi.com/articles/ASG6R6VDLG6RULZU00W.html?iref=comtop_6_04

  映画化もされた作品ですが、TVでの放映がほとんどなかったような....ほんの一時ブームになって、静かに消えた作品です。

 精神的に影響を受けた作品だけに、どんな結末を迎えるのか、(翻訳者の五木寛之さんのコメントと共に)興味があります。

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2012年3月 8日 (木)

南極点のピアピア動画

 結構あちこちで話題になっているようなので、取り上げてみましたhttp://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/21058.html。 

 3月4日(日)に丸善で買って、5日(月)中に電車の車内で一気に読んでしまいました。

 正直のところ、面白いです。4作品の連作になっていますが、最後の作品で全てがまとまっていく、といった構成です。初音ミク、ニコニコ動画を思わせる「小隅レイ」、「ピアピア動画」。好きな人は、この設定だけでもにやっとしてしまうでしょう。もっともあまり詳しくなくても、すんなり入っていけます。

 様々な人が(ある種)無駄とも思えることに力を注いでいるように見えて、それが結局は人類の明るい未来を切り開いていく....ネット社会やコンビニのシステム等の良い面(情報の共有・集積・提案や意見も可能、即座に多くのものを正確に配達可能、等)を活用して展開したら、パラダイスへ向かって進んでいった、そんな感じです。

 ハインラインの「夏への扉」のように、これからの世界へのすっきりとした肯定感があります(現状に対する批判も織り交ぜてはいますが)。そういえば、嫌みがないという点でも、王道的なストーリー展開もどこか共通しています。

 書評は朝日新聞の夕刊(3月3日付)は知っていましたが、日経も小谷真理さんで出したとは....http://www.nikkei.com/life/review/article/g=96958A96889DE1EBE1EAE7EAE7E2E2E5E2E1E0E2E3E09C9C99E2E2E3;p=96948D819791E18D91938D81E38D

 どうでも良いけど、うちにも、あーやきゅあが一体欲しいなあ....

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2010年12月19日 (日)

主演ネコ!助演ネコ!カメラマンもネコ!

http://www.cinematoday.jp/page/N0029089

この記事には笑えました。

実際の映像はこちらから

http://www.youtube.com/watch?v=k0PduP7PXx0

4分程ですが、いかにもネコご飯会社が作りそうな映像でもあります。

ねこといえば、この本も注目です。思わず買ってしまいました。

http://www.seidosha.co.jp/index.php?%C7%AD

精神科の斎藤環さんが「僕自身はとにかく1時間に1回はいやがる飼い猫のお腹に顔を埋めて猫の臭いを補充しないと文章を書き続ける気力が湧いてこない」と書いているのには、にやっとしてしまいました。「斎藤先生、ここに同じことをしている奴がいます。もっともそいつは1日に1回ですが」。きっと「ねこ分」というものは実在するに違いありません。

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2010年10月 3日 (日)

これからの「正義」の話をしよう

 この本http://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E3%80%8C%E6%AD%A3%E7%BE%A9%E3%80%8D%E3%81%AE%E8%A9%B1%E3%82%92%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86%E2%80%95%E2%80%95%E3%81%84%E3%81%BE%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%8D%E5%BB%B6%E3%81%B3%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E5%93%B2%E5%AD%A6-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AB/dp/4152091312/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1286101911&sr=1-1 はあまりに有名なので、今更ここで取り上げる必要もないかもしれませんが、やはり気になる本であったため、取り上げることとしました。

 私もNHK教育の番組を見て、「(この本の筆者である)マイケル・サンデル教授の講義は面白い」と思った口であり、それならば、ということで買ってみたわけです。

 少し読むのに時間はかかりましたが、哲学書としてはわかりやすい本といえます(メルロ・ポンティなどの哲学論に比べれば、遙かにわかりやすいです)。高校時代の倫理社会の授業を思い出しました。ある意味でこちらの方が内容は深いですが、改めて「これはこうだったか」と思い返す部分があったのも事実です。

 幸福論や自由論、美徳、...正義を行うにはどうしたらよいのか。

・1人を殺せば5人が助かる状況にあれば、あなたはその1人を殺すべきか? 

・金持ちに高い税金を課し、貧しい人びとに再分配するのは公正か? 

・前の世代が犯した過ちについて、私たちに償いの義務はあるか?

 古今東西の哲学者の意見、ベンサム、ミルら功利主義の立場、自由至上主義からの考え方、動機を重要視するカントの考え方(カントの「自由」の考え方は厳しくて興味深い)、ロールズの正議論など....様々な考え方が提示されていきます。

 改めて、哲学とは特別な人間だけの問題ではない、ということを認識したのです。

 そういえば、本日NHK教育で、サンデル教授の東京大学における講義が放映されていました。白熱する議論の様子を見ると、私もこんな講義に出席してみたかった....と思いました。来週の日曜も続きが放映されるそうなので、楽しみです。  

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